島原農業高校の生徒らが地元企業とコラボし、島原の「ハゼ」の実から新しい石鹸を生み出しました。

「ハゼ」の実から生まれた石鹸、名前は「はぜっけん」。ハゼは木蝋の原料として利用される木で、島原半島では江戸時代から盛んにハゼの栽培が行われてきました。
島原農業高校では、地元の本多木蝋工業所と共に、およそ2年かけて石鹸の開発に取り組みました。島原産レモンの未利用部分や島原の湧水を使うなど、とことん島原にこだわっています。

食品サイエンス科の生徒は「原料に地域資源を活用したことで、環境にも配慮した優しい石鹸になる」と地域活性化や環境面での貢献をアピール。
さらに、「手を洗った時にしっかりと泡立ちつ。泡切れの良さも」などと品質もアピールしています。

「はぜっけん」は1個220円で、島原市の本多木蝋工業所や島原城などで20日から販売されます。