高齢者施設からいなくなっていた高齢男性に、防災無線の呼びかけを元に声をかけ救助につなげた女性に対し、警察は行方不明者の発見と人命救助に貢献したとして感謝状を贈ると発表しました。
感謝状が贈られるのは、長崎県諫早市の岡田久美さんです。7月30日、諫早市は高齢者施設からいなくなり行方が分からなくなっていた80代の男性の情報提供などを防災行政無線で呼びかけていました。
無線を聞いていた岡田さんは外出した午後1時半頃、付近で見かけたことのない高齢男性がいることに気づき「行方不明者かもしれない」と考えて即座に声をかけて警察に通報し、さらに警察が到着するまで男性を介抱するなど、行方不明者の発見と人命救助に貢献したということです。
行方不明になっていた男性は認知症を患っており、その日の朝7時半頃から行方が分からなくなり、施設関係者が警察に届け出ていました。
岡田さんが声をかけた時、男性は「道に迷っていた」と話していたということです。諫早署は今月28日に岡田さんに感謝状を贈呈する予定です。








