ことし10月、長崎市にサッカー場・アリーナ・ホテルなどを備えた複合施設「長崎スタジアムシティ」が開業します。かつて三菱の軍需工場があり、原爆の直爆を受けた場所です。79年前この場所で何があったのか?

10月14日に開業予定の「長崎スタジアムシティ」。ジャパネットホールディングスが手掛ける複合施設で、メイン施設である2万人収容のサッカー場は「ピーススタジアム」と名づけられました。

「JR長崎駅」から北に800m、そして「爆心地」から南に1.7キロ。

79年前、ここには「三菱重工業長崎造船所幸町工場」がありました。総従業員数1250人~1550人。長崎中学校、東陵中学校、市立高等女学校らの学生たちも学徒動員で働いていました。