開業までおよそ4か月に迫った長崎スタジアムシティ、注目の施設の一部が11日、報道陣に公開されました。

公開されたのは完成間近の「ピーススタジアム」と「ハピネスアリーナ」です。

開業まで、あと125日。工事進捗率は先月末時点で94.4%に達しています。

住吉光アナウンサー:
「Vファーレン長崎の新スタジアム。ピーススタジアム。芝を張る作業もほぼ完了し、座席にはV・VARENの文字も見えています。新しいスタジアムの概要がはっきりと見えてきました」


今シーズン終盤からV・ファーレン長崎のホームとなるPEACE STADIUMでは、約2万席の設置が完了し、11日は芝を張る作業の仕上げが行われていました。

最大の売りは観客席からピッチまでの距離。約5メートルと“日本一の近さ”で試合を楽しめます。

また、試合がない日は、可能な限りピッチを開放する予定です。


長崎ヴェルカのホームとなるHAPPINESS ARENAの座席は、まるで映画館のようなつくりです。


住吉アナ:
「ハピネスアリーナの座席は全席クッション張りで、ドリンクホルダーも備え付けられています。そして座席の前後の間隔も広めに作られているので、快適に過ごすことができそうです」


低層階への《VIP席》設置や、1,000席~6,000席まで変えられる観客席が特徴で、バスケの試合だけでなくライブやイベントも行われます。

リージョナルクリエーション長崎 プロジェクト推進部 藤澤翔部長:
「サッカーやバスケットボールの試合はもちろんなんですが、ジップラインですとか、施設内で採掘した温泉を使った温浴施設ですとか、日常から楽しんでもらえる施設となっておりますので、たくさんの人に来ていただければ」

スタジアムの3階部分にあるコンコース(通路)は解放され散歩も可能。スタジアムを身近に感じる仕掛けがたくさんあります。
長崎スタジアムシティは来月末に駐車場棟を除く建物工事が完了。8月からは内部のテナント工事などが始まり、10月14日グランドオープンです。