全国の小学6年生と中学3年生を対象にした学力調査の結果が28日、公表されました。長崎県は全ての教科で全国平均を下回る結果となりました。

文部科学省が4月に実施した全国学力・学習状況調査には、ことし県内から2万人余りが臨みました。

各教科の正答率を全国平均と比較すると、
・小学生の国語が -1.6 ポイント
・算数が -1.2 ポイント
・中学生の国語が -1ポイント
・数学が -3.4ポイント
4年ぶりに実施された理科は、小学生、中学生ともに、全国平均を1.3ポイント下回りました。
中学生の数学については、全国平均との差が昨年度から 2.2ポイント広がっています。

長崎県は「県内の中学生の授業以外の学習時間が、全国平均を9.1ポイント下回っている」ことが、要因の一つとみています。