長崎市で24日、ウクライナ人ジャーナリストが戦時下の状況について講演し、日本の支援を呼びかけました。


ウクライナ人のセルフィ・シェフチェンコさんは、ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナで取材を続けているジャーナリストで、今年5月、世界的に権威のあるピューリッツア賞を受賞しました。


グリーンコープが主催した講演会ではシェフチェンコさんが今年2月、ロシアが侵攻した翌日のウクライナの写真を示しながら、戦場となり市民の生活も一変した現地の状況を解説しました。

ウクライナではミサイル攻撃などで多くの人が家を奪われ、女性や幼い子供が避難を強いられる状況がつづいています。

シェフチェンコさんは「心に傷を負ったウクライナの避難民のことを少しでも気にかけてもらえれば」と訴えました。