九州内で投資が活発化している半導体産業についてです。
半導体に関する人材の育成に向け、大学や企業などで組織する団体が、19日、設立されました。
「みやざき半導体関連産業人材育成等コンソーシアム」は、県や宮崎大学、それに半導体関連企業などが設立したものです。
宮崎大学で行われた設立総会では、県の担当者が「九州全体の半導体産業で年間1000人程度の人材が不足する試算がある」などと説明した後、それぞれの代表者が意見を交わしました。
(「コンソーシアム」会長・宮崎大学工学教育研究部 福山敦彦教授)
「半導体というのは実は古くからある材料の一つ。それがいろんな形をとって我々の身の回りに広がっているというのは事実。あまり半導体が何かというのを理解されていない方がいるので、そこをちゃんと理解してもらって、関連分野に人がたくさん集まるような仕組みを作っていければ」
コンソーシアムでは、今後、若い世代を対象にした「人材育成プログラム」を検討することにしています。
(スタジオ)

九州で熱気が高まっている半導体産業ですが、1980年代から九州は、アメリカの「シリコンバレー」にちなんで「シリコンアイランド」と呼ばれていました。
半導体関連メーカーの集積が進み、当時は、世界の半導体のおよそ10%が生産されていました。
そして、現在、再び国内外の半導体メーカーの集積が活発となっています。

半導体の受託製造で世界最大手、台湾の「TSMC」の工場が熊本県に新設されます。
また、半導体大手「ローム」が、国富町の工場に宮崎県内過去最高額の設備投資を行うことにしています。
こうした中で、関係機関が連携して人材育成を進めようというのが、19日に設立されたコンソーシアムです。
久しぶりに経済の明るいニュースであり、この機会をうまく捉えるためにも、こうした組織の動きがますます重要になってきそうです。







