農業をテーマにしたシンポジウムが、17日、宮崎県宮崎市で開かれ、ウクライナ人が、食料安全保障などについて講演しました。
このシンポジウムは、農業や地域の活性化を図ろうと、宮崎産業経営大学が毎年開いているものです。
今回は、EUとウクライナ大使館の関係者が、「ウクライナ戦争と食料安全保障」をテーマに講演し、戦地の現状や、食料価格が高騰した背景などを説明しました。
(駐日ウクライナ大使館・インナ・イリナ書記官)「ロシア軍の侵攻やダムの破壊によって農業従事者はスイカなどの作物を作ることができなくなっている」
(学生)「今ウクライナとロシアが戦争が行われている中で、私たちが何ができるかということを深く考えられる場面になりました」「自分たちの支援で少しずつ復興とかしていく事がわかって募金とかそういうのもやっていきたいなと思いました」
参加した学生たちは、戦争が引き起こす農業や暮らしへの影響を改めて考えていました。