市政運営の透明性向上を図ります。
宮崎市は、事務処理ミスや事故などをすべてホームページで公表する取り組みを15日から始めました。
どのような狙いがあるのでしょうか?

(廣末圭治記者)
「宮崎市のホームページでは、事務処理ミスなどの情報をきょうから誰でも見ることができるようになっています」

宮崎市が、15日、ホームページで公表したのは、先月1か月間のファックスの誤送信や収納データの記入誤りといったすべての事務処理ミスや事故などの情報です。

情報は所管課も公表され、ミスに対しての再発防止策まで示されています。

宮崎市はこれまで、大規模な徴収ミスや秘匿性の高い個人情報の漏えいなど、住民生活に重大な影響を及ぼす情報のみを報道機関に公表していましたが、なぜすべてのミスを公表することにしたのでしょうか。

(宮崎市市役所改革推進課 園田丞司課長)
「市にとってネガティブな情報であっても、誠意をもって情報を示していくことが、市の信頼を勝ち得ていくことにつながるということで取り組みを始めた」

また、こうした情報を公表することは、今後、ミスを減らしていくことにもつながるということです。

(宮崎市市役所改革推進課 園田丞司課長)
「『こういった事例が過去あったな』というヒヤリハット的な運用ができれば、継続してやっていくことで(ミスが)抑えていくことができるのではないか」

宮崎市は今後、1か月分のミスを翌月の15日ごろをめどに公表していくことにしています。

(スタジオ)
宮崎市が公表した実際の事務処理ミスの例です。

国保収納課では、「国民健康保険税の納付書を、誤って別の人に送付した」ということです。
このミスに対しての対策ですが、「所属内で情報共有し、文書の封入の際にダブルチェックを行う」としています。

他には、介護保険課で「介護保険料を窓口で収納した際、誤って100円多く徴収した」というミス。

教育委員会企画総務課では、「参観日の保護者駐車場として開放していた運動場の防球フェンスが突風で倒れ、保護者の自動車に傷をつけた」という内容があります。


今回公表されたミスや事故はあわせて26件ということで、こうした取り組みを通じて少しでも再発防止が図られていくことを期待します。