宮崎学園短期大学の卒業式が17日行われ、保育士を目指す学生たちの門出を祝いました。

卒業生の中にいたのが元タカラジェンヌの舞咲りんさんです。第2の人生を歩む舞咲さんにこれからの目標を聞きました。

17日行われた宮崎学園短期大学の卒業式。保育科の卒業生173人が式に臨みました。


宮崎市在住の舞咲りんさん。元タカラジェンヌです。舞咲さんは、20年間在籍した宝塚歌劇団を3年前に退団。

保育士を目指すため、宮崎学園短期大学で2年間勉学に励み、「音楽療法士2級」の資格もとりました。


17日は、クラスの仲間たちと過ごす最後の日です。

(舞咲りんさん)「実はすごく不安でみんなとどれくらい仲良くなれるのかなとか、私が2年間がんばれたのは本当にみんなのおかげです。みんなと一緒にいられたからこそ保育科で頑張れたし、音楽療法士の資格もとることができた。本当にありがとうございました!」


20歳年下の学生たちと2年間過ごした舞咲さん。みんなからは本名にちなんで「ひろねえ」と呼ばれすっかり気心知れた仲です。

(着付けしてあげるシーン)「ひろねえ、ここも…」

(保育科の同期)「ひろねえがいるからみんなこうやって仲良くできたのかなと思う」「すごく存在が大きいです」



最後に、舞咲さんから仲間たちへサプライズが。

♪愛した日々に悔いはない


タカラジェンヌから保育士の道へ進む舞咲さん。これからの目標は。

(舞咲りんさん)
「子どもの気持ちに共感できて子どもの気持ちを代弁できる保育者また母のような保育者になることが目標です」


大好きな仲間と共に夢に向かって羽ばたきます。


舞咲さんは、母が運営する宮崎市内の保育園で保育士として働くほか、宮崎学園短期大学の音楽の非常勤講師として勤務するそうです。これからの活躍も期待したいですね。