去年、宮崎県内で発生した交通事故のうち高齢のドライバーがかかわる事故はおよそ3割を占めています。
こうした中、宮崎市では高齢ドライバーを対象にした交通安全講習会が開かれました。

県トラック協会が開いた講習会には、59歳から87歳までの30人が参加しました。

会場で紹介されたのがこちらの車。

(三浦功将記者)
「時速15キロ以下であれば、壁の前にギリギリでストップすることができます」

衝突の被害を軽減するブレーキなど、サポート機能が付いた車です。

(※参加者が体験試乗し、車が急停車する)
(参加者)「おう!」
(自動車会社の担当者)「という形で、しっかり同じ距離で基本的にぶつからない」

(参加者)
「こういうふうになる時代が近い将来じゃないかという気がする」

また、県警察本部の交通安全教育車を使った「運転・歩行能力診断」も行われ、自分の身体能力や反射神経を確認しました。

(警察の担当者)
「一点を見つめていると、遠くのものが見にくくなってくる。運転しているときは、先を見ますよね?その周りの子どもの飛び出しとか、車の飛び出し、こういうのに視野が狭くなってしまって、気づくのが遅くなる」

さらに、シミュレータを使った「運転操作検査」も行われ、ドライバーに必要な身体的機能をチェックしました。

県警察本部によりますと、高齢ドライバーの事故の主な要因は、「前方不注意」や「安全不確認」、それに「大丈夫だろう」と思い込んでしまう「動静不注視」だということです。

(参加者)
「気を付けているが、それ以上に気を付けないといけないと思った。もう一回したい感じ。またしたいなという感じ」

(宮崎県トラック協会適正化事業課 肥後亮太朗さん)
「自分が気づかない体の衰えとかあるかと思うので、事故を減らすために運転してもらえればと思う」

去年、県内で発生した交通事故2477件のうち、高齢ドライバーがかかわる事故は789件とおよそ3割を占めています。