選手の強化費などのための補助金を私的な支払いにあてたとして、横領の罪に問われていた宮崎商業高校カヌー部の監督に、宮崎地裁は懲役1年6か月執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、宮崎商業高校の教諭でカヌー部監督の末安純平被告(51歳)です。

判決文によりますと、末安被告は、県カヌー協会の理事長を務めていた2020年、選手強化費などの名目で県スポーツ協会から交付された補助金520万円余りを自身の口座に移し替えて管理。
このうち、およそ75万円を横領した罪に問われていました。

宮崎地裁で開かれた27日の判決公判で、古川翔裁判官は「信頼を揺るがしかねない悪質なもので、厳しく非難すべき」として、懲役1年6か月執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

これに対し、末安被告の弁護人は「控訴しない」としています。

一方、県教育委員会は、末安被告を27日付けで懲戒免職としました。