日向市東郷町では、宮崎県産木材の初市が開かれ、耳川流域のスギやヒノキが競りにかけられました。

東郷林産物流通センターで開かれた初市には、製材業者などおよそ70人が参加。
耳川流域から持ち込まれたスギやヒノキなどおよそ2700立方メートルが競りにかけられました。

1立方メートルあたりの平均価格は、スギが去年の初市とほぼ同じ1万3000円、ヒノキが600円ほど高い1万9600円で取り引きされました。

(宮崎県森林組合連合会 長友幹雄代表理事会長)
「昨年は比較的安定してましたが製品が安かったということで、製材所の皆さんは大変苦労されたようですので、原木、それから製材品、ともに適正な価格で取引されることを臨んでいます」

県森林組合連合会が運営する木材市場の初市は、今月10日まで順次、開かれることになっています。