新型コロナで出場を辞退して以来、3年ぶりに甲子園に出場した宮崎商業。愛知県代表の中京大中京に惜しくも敗れましたが、選手たちは地震の被害を受けた宮崎を元気づける全力プレーを見せてくれました。

(廣末圭治記者)「宮崎商業、いよいよ初戦を迎えます。(応援団)てげ頑張るからみちょってね!やー!」

宮崎商業は、全国最多、7度の優勝を誇る中京大中京と対戦。
宮崎商業の先発は、上山。

変化球で打たせてとる落ち着いた投球を見せます。
しかし、4回、相手が仕掛けてきます。

エラーで得点を許すと、このあと追加点も奪われ2点を先制されます。

およそ1000人の応援団が駆け付けたアルプススタンド。中には3年前、出場を辞退した世代の卒業生の姿も。

(当時のセンター若松大雅さん)「宮商は粘り強く後半が強いのでぜひ勝ってほしい」「全てはこれから。宮商頑張れ!」

心強い応援を背に、宮崎商業は6回、3塁2塁のチャンスで6番・日高。
犠牲フライで1点を返すと…

続く7番・小倉がタイムリースリーベースで同点に追いつきます。

(小倉侑大選手の母・みのりさん)「けがで苦しんでいたので、よかった。」

勢いに乗る宮崎商業は、続く7回。2アウト3塁で打席にはここまでノーヒットの4番・上山がレフトへタイムリー。
主砲が期待に応え逆転に成功します。

(上山純平選手の父・幸一さん)「やっと打ってくれた。守りに入らずまだ攻め続けてほしい」

しかし、そのウラ、中京大中京が意地を見せます。

連続タイムリーで2点を奪われ逆転されます。

4対3で惜しくも敗れた宮崎商業ですが、堂々とした試合を見せてくれました。

(宮崎商・上山純平 投手)「地震があって宮崎県民に元気を与える試合をしたかったが最後に勝ちにつなげることができなくてとても悔しい思いです。」

(宮崎商・谷口真 主将)「やってきたことが全国を相手にも十分通用したと感じたのでこの借りは後輩にとってもらいたいと思う」

3年前のコロナでの辞退、そして8日の宮崎での地震といろんな人たちの思いも胸に全力でプレーする姿が勇気を与えてくれました。