MRT宮崎放送は、AIを活用したシステムで事業承継を推進する東京の企業と業務提携を結びました。
MRTが業務提携したのは、東京都港区に本社のあるVANDDD(ばんど)です。
VANDDDは、AIシステムを使って企業の経営状況を分析する「決算書チェッカー」を開発・運営する企業で、MRTはVANDDDとの業務提携により、放送の枠を超えた地域経済への貢献を目指します。
近年、後継者不足の中小企業も多く、事業承継が地域経済の大きな課題となっています。
VANDDDによりますと、通常、事業承継に向けた専門家の調査は多くの時間と費用が必要ですが、「決算書チェッカー」を活用すれば、最新のAI技術により、短時間かつ安価で、自社の財務状況の分析や同業他社との比較が可能で、会社にとって最適な事業継承方法を検討するなど今後の経営方針に役立てることができます。
VANDDDが放送局と業務提携を結ぶのは、MRTが初めてで、来月7日には、宮崎市で経営者や企業関係者を対象にした「企業の健康診断セミナー」も開催することにしています。