霧島連山の硫黄山の火山活動により、宮崎県えびの市を流れる長江川上流の水質が悪化していて、一部地域で今シーズンの稲作ができなくなっています。
こうした中、宮崎県の河野知事が、県が整備した水質改善施設を視察しました。
えびの市を流れる長江川上流の赤子川では、今年2月ごろから硫黄山の噴出物の影響で、水素イオン濃度が強い酸性を示すなど農業用水を取水する際の基準に満たない状況が続いています。
これに伴い、市内の一部地域では、今シーズンの稲作を断念する農家もでています。
こうした中、20日、県が整備した水質改善施設を河野知事が視察。
硫黄山の噴出物が増えていることや雨で堆積物が流れ込んだことにより、施設で中和する処理がうまく機能しきれていないことなどの説明を受けました。
(宮崎県 河野俊嗣知事)
「えびのが本県を代表する米どころであり、稲作というのが産業だけではない、地域の皆さんにとって誇り。それを実現することができないというのは、本当に大変お困りだと思う。えびの市、また、JAとも連携をしながら支援に努めていきたい」
また、20日は、えびの市の村岡市長から水質悪化に対する対策を求める要望書が手渡され、河野知事は、県と市で連携し、国にも対策を要望していきたいとしています。







