宮崎市では中高生が防災について考える1泊2日のフィールドワークが行われています。生徒たちは津波の被害をシミュレーションできる防災用アプリを使った避難訓練に臨みました。

宮崎市でのフィールドワークに参加しているのは、五ヶ瀬中等教育学校と日南高校の生徒あわせて10人です。

23日はまず、京都大学防災研究所宮崎観測所の山下裕亮助教が地震にはさまざまなパターンがあり、自分がいる場所が揺れていなくても津波が来ることがあると生徒たちに伝えました。

(京都大学防災研究所宮崎観測所・山下裕亮助教)「確実に言えるのは、長く揺れたときには津波に気をつけろということです。」

このあと生徒たちは、青島を観光中に地震が発生したとの想定で、避難訓練を行いました。

(日南高校1年・川口小春さん)「とりあえず海から遠ざかろうと思います」

訓練では、京都大学の教授らが開発した、防災アプリ「逃げトレ」を活用。

(日南高校1年・川口小春さん)「あと5分でここつかる感じなので急ぎたいと思います」

このアプリでは津波があと何分でくるのか、自分がいる場所は安全かなどを確認することができ、生徒たちはさまざまな事態を想定して避難行動を検証しました。

(五ヶ瀬中等教育学校中1・中原悠汰さん)「途中で(津波に)飲まれちゃったりされる可能性があるので、そこのところは、もうちょっと避難場所とかを増やしてほしいとも感じますね」

(日南高校1年・山之口万結さん)「避難場所の看板が少なかったり、踏切が多くて、避難場所へ渡れる道が少なかったりしたことがわかった」

(京都大学防災研究所宮崎観測所・山下裕亮助教)「いろんな課題を見つけて、それに対してどういうふうに対応したらいいのかっていうことを今後に生かしてもらうっていうところでですね、これからの新しい避難訓練の形ということで、いろんなところでやっていけたらいいなとは考えてます。」

生徒たちは、24日にかけて、訓練のデータを分析し、効果的な避難方法について考えることにしています。