若山牧水賞を受賞した歌人、黒瀬珂瀾さんが延岡市の高校を訪れ、生徒たちの短歌を講評しました。

若山牧水賞に選ばれた富山県在住の歌人、黒瀬珂瀾さんは、20日、牧水の母校、延岡高校を訪れました。

黒瀬さんは、自身が短歌を始めた経緯を紹介したほか、生徒たちが詠んだ短歌を講評しました。

(若山牧水賞を受賞 黒瀬珂瀾さん)
「『耳にひびく スパイクの音 動けよ足 まだボールは 落ちていない』。文字の中でこういう動きを表すというのはハツラツとした感じがいいですよね」

(生徒)
「いろんな短歌にふれて、短歌の面白さを感じることができて、いい機会だったなって思います」
「若山牧水さんみたいな、たくさんの短歌を詠めるような充実した高校生活を送りたいなって改めて(黒瀬さんの話を)聞いて思いました」

黒瀬さんとの交流を通して生徒たちは大きな刺激を受けていました。