足に障害がある人が自分の足で自由に動かすことができる足こぎ車いすの体験会が金沢で開かれました。
ペダルを漕いで前進する足こぎ車いす『コギー』。金沢市で開かれた体験会は足に障害がある人や福祉関係者が集まりました。
コギーは脳からの指示ではなく神経の反射行動で漕ぐもので、ペダルを軽くし、座面に角度を付けることで両足に障害がある人でも簡単にペダルを漕ぐことができるということです。金沢市に住む大峯誠さん61歳は去年、脳出血で倒れ左半身が麻痺したため普段は車いすで生活しています。

体験に参加した大峯 誠さん
「自分で行ける範囲も広がるかなと思った」
体験に参加した大峯 誠さんの妻は
「車いすを自分でこぐときに右足1本だと大変そう。体験会は楽しそうだなと思ってそれが一番うれしい」
参加者は…
「行きたい道もあるし、川へ行ってみたい。行きたいところ沢山ある」
コギーの認知度はまだ低く体験会を開いたNPO法人では選択肢を持つことで障害がある人もない人も幸せに暮らせる一助になればと話していました。











