12月28日の再開が予定されている小松~ソウル便。大韓航空の関係者が26日石川県庁を訪れ、早ければ来年夏ダイヤから1日1往復のデイリー化を目指す考えを示しました。

26日県庁を訪れた大韓航空のイ・ソグ日本地域本部長は運休が続いていた小松‐ソウル便について、12月28日の再開に向け最終調整に入ったと馳知事に報告しました。再開後は往復で週3便が予定されていますが、イ本部長は来年3月末から始まる夏ダイヤからのデイリー運航を目指す考えを示しました。

大韓航空 イ・ソグ 日本地域本部長
「運航再開することを本当にうれしく思う。もともと大韓航空としては小松路線は大事な路線の1つ。日韓関係(の改善)で客が増えたのを踏まえ、できれば来年夏からデイリー運航したい」
馳浩 石川県知事
「互いに利用客が増えることは望ましいことで、そうなるような下ごしらえをするのが行政の責務」

一方、小松~上海便は、東京電力の福島第一原発の処理水放出などの影響で現時点で十分な集客が望めないとして10月29日の運航再開が延期となっています。馳知事は中国東方航空に対し改めて早期の再開を働きかけていくとしています。