今年の秋に移転する金沢美術工芸大学の新キャンパスで20日関係者が出席して竣工式が行われました。
20日行われた竣工式には馳知事や金沢市の村山卓市長のほか、学長など120人が出席しました。金沢美術工芸大学の新キャンパスの工事は金沢市小立野の金沢大学工学部の跡地でおととし1月に着工し、延べ床面積は現キャンパスの1.3倍となるおよそ3万7000平方メートルです。
式で村山市長は「学生には様々な刺激を享受し合いながら、創造に向き合っていただきたい」と挨拶しました。
新キャンパスのコンセプトは「開かれた美の探求と創造のコミュニティ」で、敷地内には学生たちが学科や専攻の垣根を越えて交流できる「共通工房」というスペースも整備されています。一般向けの内覧会は8月27日に開かれます。