世界三大恐竜博物館のひとつ、福井県立恐竜博物館が北陸新幹線敦賀開業に向け、きょう、大規模にリニューアルオープンしました。

福井県勝山市の恐竜博物館は、総事業費94億円をかけリニューアルされ、きょうは記念式典が開かれました。

リニューアルオープン

新館のテーマは「体感、体験」。

3つの部屋に分かれていて様々な体験ができます。

原寸大ティラノサウルスの頭骨モデルの組み立て体験

一方、本館のテーマは「見て学ぶ」。

注目は7700万年前、北米に生息していたブラキロフォサウルス。

脚の部分に皮膚の痕跡がはっきりと残り、「ミイラ化石」と呼ばれていて、アメリカの博物館から借り受け日本初公開となります。

そして特別展示室。
高さおよそ9メートルの巨大スクリーンに映し出されるのは、1億2千万年前の前期白亜紀の様子です。

巨大スクリーンで実物大の恐竜が動く

◆福井県立博物館・谷川由美子館長
「本当の研究の成果が見える、リアルが体験頂ける博物館になった。恐竜を知って福井に来たいなと思ってもらえるような発信をこれからも続けていきたいです」

入場は混雑を避けるため、インターネットによる予約を推奨しています。