JR西日本金沢支社は、ゴールデンウイーク期間中の北陸新幹線の利用状況について5月3日の利用者数が上下線合わせて過去最高の4万4000人だったと発表しました。

4月28日から今月7日までのゴールデンウイーク期間中の北陸新幹線の利用者数は、29万8千人で、去年から23%増加しました。
特に前半と後半の利用者が重なった5月3日は、4万4000人が利用し、1日の利用者としてはこれまでで最も多かった北陸新幹線が開業した2015年5月5日の4万3000人を超え、過去最高となりました。また5月5日に発生した地震の影響については、ダイヤに乱れはあったものの利用者の大きな落ち込みはなかったということです。

また同じ期間のJR北陸線の特急列車も大阪方面のサンダーバードは21万人で去年から27%増加、米原・名古屋方面のしらさぎも8万人と去年から24%増加しました。
利用者数が増えたことについてJR西日本金沢支社は、社会経済活動が正常化する中で、旅行需要の高まりを実感できたとしています。