2日夜、金星と木星が1年ぶりに大接近し、石川県内でも珍しい天体ショーが観測されました。
こちらは、石川県能登町柳田にある県柳田星の観察館「満天星」のスタッフが、2日夕方に撮影した金星と木星です。午後6時半ごろに「満天星」の敷地から西の空にふたつの星が接近している様子が確認されました。
「満天星」のスタッフによりますと、金星と木星は去年の5月1日以来、10か月ぶりに接近したということですが、今回の方が日没直後の時間帯であることや、金星の位置が高いため観測がしやすいということです。
金星と木星の接近した状態は来週ごろまで続き、双眼鏡や望遠鏡を使わず肉眼でも天気の良い夕方、西の空で十分に楽しめるということです。