アニメーションで最も権威があるアニー賞に、金沢のスタジオで制作された「ONI~神々山のおなり」が、作品賞とプロダクションデザイン賞の2つに選ばれました。北陸放送では、受賞式出席直前の制作チームにインタビューしていました。
トンコハウス コンセプトアーティスト・稲田雅徳さん
「なんか大ごとになってきているんだなぁと、ちょっとびっくりしている」
トンコハウス コンセプトアーティスト・橋爪陽平さん
「素晴らしいデザインチームの1人としてノミネートされたことは純粋に嬉しいなと思う」

金沢市尾張町にスタジオを構えるアニメ会社が手がけたのは、インターネットで去年から配信が始まった「ONI(おに)~神々山のおなり」です。
クレイアニメのような柔らかなタッチで描かれた日本らしい風景。舞台は鬼や妖怪たちが暮らす世界です。今年のアニー賞では作品賞をはじめ6部門にノミネートされるなか、優れた世界観やデザイン設定に贈られるプロダクションデザインの部門を金沢のスタジオで働く稲田雅徳さんと橋爪陽平さんが担当しました。