石川県は25日、流行期に入っているインフルエンザが基準値を超えたことから、今後、大きな流行が発生する可能性があるとして県内に注意報を出しました。

県によりますと、1月16日から22日までの1週間で、県内48の医療機関でインフルエンザと診断された患者の報告数はあわせて657人となり、1定点あたり13.69人となりました。

基準値の10人を超えたことから、県は今後、大きな流行が発生する可能性があるとして、25日インフルエンザの注意報を出しました。

注意報を出したのは新型コロナウイルスの感染が拡大する前の2019年11月以来となります。

県では新型コロナウイルスとの同時流行にも注意が必要とし手洗い、部屋の換気、適切なマスクの着用など基本的な感染症対策を呼びかけています。

まわりにインフルエンザにかかった人がいる場合で急な発熱などの症状がある時は早めに医療機関を受診して欲しいとしています。