石川県小松市は20日、国民健康保険など去年1年間に納めた税金の金額を通知するハガキが風で飛ばされ一部を紛失したと発表しました。
小松市によりますと、20日午後4時ごろ市役所の庁舎で「保険料納付済み額通知書」を郵便局の配送車へ積み込み作業中、突然の強風にあおられました。この影響で2万6242通の通知書ハガキの一部が庁舎の周辺に飛散し、その後、職員などが回収にあたりましたが、今も15通が見つかっていません。
「保険料納付済み額通知書」とは去年1年間に納めた税金の金額を各世帯に通知するもので、確定申告で使われます。
市では、全ての通知書を改めて印刷、発送するとともに市民に対して「発見した人は、市役所の警備室まで届けてほしい」と異例の呼びかけをするほか21日も朝から回収作業にあたるということです。
市は「市民の方々には誠に申し訳ありませんでした。」とコメントしています。
