能登半島地震で大規模な被害を受けた道路整備を巡り、今後の機能強化に向けた対応を話し合う検討委員会の初会合がきょう開かれ、能越自動車道について今後、優先的に対策を取る方針が示されました。

国土交通省の金沢河川国道事務所が開いた検討委員会には、道路工学の専門家らが出席し意見を交わしました。おととしの能登半島地震では、能登の大動脈である能越自動車道やのと里山海道が甚大な被害を受け、被災地支援や道路の復旧対策に大きな影響を与えました。

住民の避難に使用できる代わりの道路がない区間については幹線道路の強靭化や拡幅などを進め、災害時に機能するよう早急に整備することが求められています。

今年4月には、復旧の加速化などを目的に能越自動車道の一部区間の管理が県から国に移管されていて、きょうの検討委員会ではその区間を含む能越自動車道の田鶴浜インターからのと三井インターの約45キロの区間で優先的に対策を検討することを求めるよう提案がなされました。

公立小松大学 髙山純一 教授

公立小松大学・髙山純一教授「石川県が目指す創造的復興が目指せるような、それを支援するような道路ネットワークの整備をするというのがゴールだと思っている」

検討委員会では今後、機能強化の基本方針や対策が必要な区間を固める方針です。