北陸電力の志賀原発2号機の再稼働に向けて審査を続ける原子力規制委員会が12日に開かれ、北陸電力側が提出した資料に200か所以上の誤記があったことは「普通ではない」として、ミスの原因と再発防止策を求めました。

石川県志賀町にある北陸電力の志賀原発2号機は現在、運転を停止していて、原子力規制委員会では再稼働に向けて、新しい安全基準を満たしているか審査しています。

12日からは津波が施設に与える影響と対策の審議がスタートしましたが、北陸電力側はまず、提出した資料の216か所で誤りや、順序の不整合などがあったと謝罪しました。

これに対し委員からは、「普通ではない」「再稼働を急いでいるのではないか」と遺憾の意が示されました。

また、想定すべき最大の津波「基準津波」を検討するうえで、新たな津波防護方針の全体像について再提出を求め、北陸電力にとっては、ミスの再発防止策とともに新たな課題解決を規制委側から求められる形となりました。