カキツバタ1万株をすべて抜き、2025年から新たに植栽を開始

被害は年々拡大。このままでは、全滅の恐れもあったため、管理事務所は2021年に1万株のカキツバタを全て抜く決断をしました。

かつての風景を知る人たちは。

県民「もっと色が濃くて揃ってて綺麗だった。もっともっとずっと綺麗だった。だんだん良くなると思うけど」「昔はもっとたくさん咲いてたと思う。寂しいですね、昔に比べるとね」

大野紘乃キャスター「一時は壊滅的となったカキツバタですが管理事務所の方々の努力もあり、少しずつ息を吹き返しています」

多くの人たちに親しまれてきた名園ならではの風情を復活させようと、2025年から植栽を始め、新たに1150株のカキツバタを植えました。

最盛期に比べれば、数はまだまだ少ないものの、土壌の改良や水深の調整など、カキツバタに適した環境づくりに向けて試行錯誤を続けています。

金沢城・兼六園管理事務所 川井勝徳所長「地道な活動ではありますが、一生懸命頑張っていますので、ぜひご覧に兼六園に来ていただけたらと思います」

川井所長によりますと、感染の原因となった菌は常に水や土の中に常に存在し、ヒトの免疫力が弱った時にかぜをひくのと一緒で、カキツバタが弱ったときに感染が拡大してしまったそうです。

植栽を続けながら、今の環境が適しているかどうか施行錯誤を繰り返し、かつてのような風景を取り戻したいと話していました。