中東情勢の悪化により、塗装資材の供給や価格高騰などが深刻さを増しています。

石川県塗装工業会は20日、石川県に安定供給に向けた支援などを要望しました。

◇若宮塗装工業所・若宮良裕専務…「こちらに塗られているのが塗料。今回1か月ほど納入までに要している」

石川県金沢市の浅野川にかかる橋で行われている塗装工事の現場では、さびを防ぐコーティングなどの作業が行われていました。

中東情勢の緊迫が続き、塗装作業に欠かせないシンナーや塗料、ビニール、養生テープなどが入ってこない状況になっているといいます。

◇若宮塗装工業所・若宮良裕専務…「厳しいですねやはり。さすがに材料が入ってこないというのは、経験がないところになっておりまして」

先行きが見通せない状況に、石川県塗装工業会は20日、県庁に山野之義知事を訪ね、若宮昇平会長が要望書を手渡しました。

要望書では、中小事業者の事業継続や社会インフラを維持するため
・塗装資材の安定供給に向けた支援
・中小事業者への経営支援
・工期が遅れてもペナルティーを科さないよう発注者へ周知する
ことなどを求めています。

◇石川県塗装工業会・若宮昇平会長…「塗料がない、コーティング剤の入荷が未定なので、仕事自体が取り止めになっている現状が見うけられる。工事がなければ社員を抱えて給料を払えないと危惧をしているのが石川県の現状」

要望を受けた山野知事は「6月の県議会に向けて、事業者が活用できる制度を議論している」としたうえで、「安心して仕事できる環境づくりに、精一杯取り組んでいく」と話しました。