【マダニは「自分で取らないで」 口から「セメント状物質」がっちり固定 皮膚科受診の重要性】

感染症にかからないためにも、マダニから身を守るためにはどのようなことが大切なのでしょうか。

葛西部長「野山に入る際はつるつるとした化学繊維の素材を使用した服を着るなど、マダニがくっつきづらい服を着用すると良いでしょう。また、長袖・長ズボンを着用して、肌の露出を極力抑えてください。それに、ドラッグストアで販売している虫よけ剤を使用するなど、対策を徹底してください。そして、野山に行った後には、すぐに入浴して全身をチェックすることも大切です」

マダニは噛む場所を決めると、獲物から体がずれないように口からセメント状の物質を出して固めます。固まるとマダニが吸血して満腹になるまで外れなくなります。長い時には1週間ほど血を吸うこともあります。皮膚にくっついているマダニが見つかった場合は、無理に取ろうとするのではなく、すぐに皮膚科を受診して下さい。無理に外そうとすると、頭が皮膚に留まって取れてしまいます。

葛西部長「マダニが媒介する感染症の場合、発熱を伴うものが多くあります。何日間か発熱したり、体に何か変化があると感じたりした時にはすぐに病院へ行ってください」