石川県白山市にある化学メーカーDIC北陸工場から発がん性が指摘される有機フッ素化合物「PFAS」が確認された問題で、周辺にある井戸からも指針値を超えるPFASが検出されたことを受け、白山市は市民を対象に血液検査を行う方針を固めました。

この問題は白山市湊町にあるDIC北陸工場の敷地内の地下水から国の指針値のおよそ2000倍の有機フッ素化合物PFASが検出されたものです。

県と白山市は、工場からおおむね500メートル以内にある井戸を調べたところ、これまでに結果が判明した53か所の井戸のうち19か所で国の指針値を超えるPFASが検出されました。2か所は飲み水としても使われていて、PFASの濃度は高い所で指針値の3倍を上回りました。

PFASはこれまで国内で健康被害が確認されていないものの、発がん性が指摘されていて、白山市は健康被害を懸念する市民を対象に血液検査を行う方針を固めました。今後は相談窓口も設置し、住民の不安解消に努めていくとしています。