地震と豪雨の影響で開催が見送られていた「輪島塗ありがとう市」が、金沢に会場を移して3年ぶりに開催され、再開を心待ちにしていた人たちで賑わいました。

輪島塗ありがとう市は、21日から開かれ、23日が最終日となりました。

会場の金沢市南町の金沢中央観光案内所には、輪島市内6つの店から輪島塗の椀や皿、箸などが並び、格安で販売されました。

これまでは輪島市で開かれてきましたが、能登半島地震と奥能登豪雨の影響が残るため見送られ、29回目となった今回、初めて金沢に会場を移して、3年ぶりの復活となりました。

訪れた人の中には毎年、開催を楽しみにしていた人もいました。

◇大阪から訪れた男性は…「金沢でやるとなって、それだったら行かなければいけないと、皆の顔を見るだけでも、ちょっとでもお助けになれば、いいものがあれば買おうかなと。復活、復興というか、輪島の地でやってもらいたいというのが一番の願い」

◇実行委員会・大藤孝一委員長…「今は輪島でなかなかできないが、これは輪島の地に戻って、輪島の人の所でやりたいと心から思っている。その時はぜひとも皆さん来てください」

会場に並ぶ輪島塗の中には、震災で難を逃れた飾り皿に人間国宝の西勝廣さんが馬の沈金をほどこした作品もあり、訪れた人たちの目を引いていました。