「生きているとは限らない」47年という歳月の重み
地村保志さん「私も被害者全員の帰国を訴えてますけれども、もう拉致されて47年ぐらいの話なんですよ。そうなると47年という歳月には、病気をしたり、それぞれ人によって違うと思うんで、生きているとは限らないんですよ」
仮に横田めぐみさんが今、帰国できたとしても、61歳という年齢では社会復帰は困難だと地村さんは指摘する。
地村保志さん「ただ、家族との再会を果たすだけで、あとはもう穏やかな老後を過ごすしか生きがいがなくなってくる」
地村さん自身は47歳で帰国し、家族もいた。子どもたちは大学に通う年齢で、日本語を学び直して社会復帰することができた。しかし今、残された拉致被害者たちにそのチャンスは残されていない。











