雲のもとの有力候補「地衣類」
では、なにが氷核活性を起こしているといえるのか。牧教授は、森林などにいるある生物を有力な候補として考えました。
近畿大学理工学部・牧輝弥教授「この木の幹にペタペタペタペタ張り付いている苔みたにみえるやつ。これが「地衣類」なんです」

緑色の地衣類は分類上は菌類です。
金沢市の山あいで採取したウメノキゴケと呼ばれる地衣類ですが、これが雲を形成する大きなカギを握るのではないかと牧教授は考えています。
近畿大学理工学部・牧輝弥教授「地衣類がだいたい-5度から-10度あたりの間で氷を作る」











