高齢者講習の参加者 大回りなどの場面も

後を絶たない高齢ドライバーによる事故。

石川県内では、2025年に入り10月末までに65歳以上の高齢者による交通事故が393件発生していて、2024年の同じ時期と比べて46件増えています。

70歳以上の免許更新時に義務付けられている「高齢者講習」。金沢市内の自動車学校でも11日、6人のドライバーが講習を受けていました。

座学を終えると、実際に教習所内を走行します。コースに用意された課題をクリアする講習ですが…

記者リポート「少し大回りしていますね。対向車線に大きくはみ出してしまっています」

受講者(75歳)「(左折時に)内回りになりがちなところがあったので、認知検査とかで自分がどれくらいなのかを知れてよかった」

受講者(83歳)「若い時に比べて自分が弱っているということを感じた。ブレーキが少し弱いかな(という指導を受けた)」

自分の運転を正しく理解することにもつながる高齢者講習ですが、日程が混み合うこともあり、各教習所は早めの予約を呼びかけています。