2026年春に予定されている金沢市長選挙で、自民党金沢支部は現職の村山卓氏への推薦を正式に決定しました。

自民党金沢支部の小間井大祐幹事長らは、7日に市役所を訪れ、次の市長選ですでに出馬を表明している村山氏に推薦状を手渡しました。

また、支部側が推薦の条件としていた、都心軸における再開発の方向性を明確にすることや、子育て・教育分野への重点的な投資を、国や石川県と連携し進めることなどを盛り込んだ政策協定についても合意しました。

金沢市・村山卓市長「方向性については、私が実現したいと思っている政策の方向性と一致する。政策協定の中身を踏まえて今後の政策立案・公約につなげていきたい」

自民党金沢支部・小間井大祐幹事長「今回政策協定に至ったことは、まさに市長が私たちとともに良い金沢を作っていくための決意の表れだと思う。そのことを私たちも重く受け止めて応援していきたい」

金沢市長選をめぐっては、これまでに共産党系の市民団体で活動する中内晃子氏が立候補を表明しています。

この他、自民党の田中敬人県議と、金沢市出身で旧統一教会・元会長の徳野英治氏も出馬の意向を固めています。