2026年春に行われる石川県・金沢市長選挙への対応を協議している自民党金沢支部は11月2日、役員会を開き現職・村山卓市長の推薦を決定しました。

金沢市長選挙をめぐっては村山市長が再選へ出馬を表明する一方、自民党の田中敬人県議も出馬を検討していることを明らかにしています。

金沢市長選への出馬検討の田中敬人県議

2日開かれた自民党金沢支部の役員会で田中県議は「出馬に向けて調整を進め近く推薦願を出したい」と出席者に説明したということです。

市長選の対応協議は田中県議を除き行われ、金沢支部として村山市長への推薦を決定しました。

小森卓郎支部長

「田中県議が推薦願を出すのであれば11月2日に役員会があることが分かっていたのでその前に出さないといけないのではないかという意見があった。発言したほぼすべての方が金沢支部として村山市長への推薦を決めるべきだという発言だったのでそれに異議がなければそのように決した」

金沢市長選挙ではこのほか共産党でつくる市民団体で活動する中内晃子氏が立候補を表明しています。

また、知事選については自民党金沢支部として現職の馳知事を推薦することを決めました。