20年ぶりとなる大相撲の海外公演が15日からイギリス・ロンドンで始まるのを前に、石川県津幡町出身の横綱・大の里ら一行が現地入りしました。
大の里はさっそく現地のファンに囲まれ、人気の高さを窺わせています。
大の里「きのうもまちに出てたくさんの方も「ピクチャー」と喜んでくれたので当日本当に楽しみです」
34年ぶりとなる大相撲のロンドン公演の会場は、前回1991年と同じロイヤル・アルバート・ホール。

1871年に開館した歴史的な建造物に、およそ11トンの土が運ばれ土俵づくりが行われたほか、「屋形(やかた)」と呼ばれるつり屋根も姿を現しました。
大相撲の海外公演は20年ぶりで、今回は15日から5日間の日程で幕内力士が取組を披露し優勝を争います。
一足先にロンドン入りした大の里はショッピングに出かけたようで…
大の里「Harrodsでしたっけ、デパートに行きお土産を買って帰りました。紅茶が有名なので買いました」
相撲協会の看板力士として海外公演に臨む大の里、現地の子どもたちに相撲を見せたいと意気込みます。
大の里「相撲が世界的に人気になってくれればと思いますし、また、相撲を始めたいなって思ってくれる子も増えれば、そういうきっかけになってくれれば」
およそ2万7000席のチケットはすでにほぼ完売となっていて、主催者は「観客は熱気に包まれるだろう」と期待を寄せています。