3日に公示された参議院選挙の期日前投票について、石川県内の初日の投票者数が、3年前の前回選挙からおよそ3割増えたことが分かりました。
参議院選挙の期日前投票は4日から始まり、初日は県内113か所の投票所のうち、44か所で行われました。
石川県選挙管理委員会によりますと、初日に投票した人は6015人で、前回3年前の選挙と比べ1395人、率にして30・19パーセント増えました。自治体別で見ると、加賀市は7・8倍となる373人が投票を済ませ、七尾市でも5・9倍の伸び率です。
一方、減少幅が最も大きかったのは輪島市のマイナス26パーセント、次いで珠洲市でマイナス25パーセントで、能登半島地震や豪雨の被害が大きかった一部の自治体では、低調な出足となっています。
また、有権者が最も多い金沢市では、前回3年前より100人多い、2464人が投票を済ませました。