能登半島地震から1年半が経ち、被災地の住民は、1日でも早く落ち着いた生活を取り戻したいと願っています。一方で今浮かび上がっているのが、生活再建に向けた「格差」の問題です。地域に暮らす人はそのことを実感しています。
5月、石川県穴水町下唐川(しもからかわ)地区でも田植えが始まりました。この地区で農業を営む田畑勝彦さん。地震の影響は未だに残っていると言います。

田畑勝彦さん「地震で約半分減ってます。パッとみた感じで壊れてないように見えるが、水はったら全然ダメなところがあります。またお米作って今年も売ってくださいという話が結構そういう電話がかかってきてます。頑張って美味しいお米作らなければと思います」