2025年1月、加賀市税料金課の職員が納税相談に訪れた市民との会話で感情的になり、平手打ちをするトラブルがありました。
市はこの職員を戒告の懲戒処分とし、10万円の和解金を市民に支払いました。
加賀市によりますと、2025年1月、納税の相談に市民が市役所を訪れ、税料金課の職員が対応にあたりました。
その際、相談内容とは関係ない会話の中でお互いが感情的になり、職員の唾が市民にかかったということです。
不快に思った市民が職員に唾を吐き返したため、この職員は市民の左ほほを平手打ちしたということです。
市はこうした行為が信用を失墜させる行為にあたるとして、3月31日付で職員を戒告処分に、所属長など3人を口頭注意としました。
さらに、市民には和解金として10万円を支払ったということです。
宮元陸市長は「いかなる理由があろうとも、職員が手を上げることはあってはならない。相手には心からお詫び申し上げる」とコメントしています。