2024年9月、石川県野々市市のブランド品買取り専門店で発生した強盗事件に関与したとされる男の裁判で、検察は懲役6年を求刑しました。
この裁判は2024年9月、野々市市のブランド品買取り専門店で、店長の女性に刃物を突き付け、現金およそ72万円を奪ったとして、本籍が金沢市で住居不定の元タクシー運転手の男(34)が強盗などの罪に問われているものです。

これまでに男は起訴内容を認めています。
9日に開かれた裁判で検察側は、前日に店を下見するなど犯行は計画的で、包丁を近づけて脅すなど、女性に与えた精神的被害は重大だとして、懲役6年を求刑しました。
これに対し弁護側は、被告は女性が抵抗すればすぐに逃げようと思っていたと主張。被害店舗への賠償金120万円をすでに支払っているとして、減刑と執行猶予付きの判決を求めました。
判決は23日に言い渡されます。