自転車の安全な利用を促し交通事故を防ごうと、9日朝、金沢市内の高校で、生徒たちが自転車に乗る際の交通マナーを呼びかけました。

石川県では5月を「サイクルマナーアップ強化月間」とし、毎年この時期に各地でキャンペーンを行っています。

金沢西高校では、登校時間帯に合わせ、3年生およそ15人が金沢西警察署の警察官と校門前でのぼり旗やプラカードを掲げ、自転車通学の生徒らにヘルメットの着用などを呼びかけました。

金沢西警察署・宮下真希 交通第一課長「まだヘルメットを被ってもらえない状況があるので、これからヘルメットの重要性を呼びかけていきたい」

県内では2025年に入って8日までに、自転車が絡む交通事故で9人の高校生がけがをしていて、金沢西警察署では今後も管内の高校をまわって交通安全を啓発していきたいとしています。