小中学生の基礎的な学力を確認する「全国学力・学習状況調査」が17日、全国で一斉に行われ、県内でもおよそ1万8千人が参加しました。

「全国学力・学習状況調査」は、文部科学省が毎年、全国で一斉に行っていて、県内では特別支援学校を含む小学6年生と中学3年生のおよそ1万8000人が対象です。

調査する教科は、小学校では国語と算数、理科中学校では国語と数学、理科で実施されました。

このうち中学3年生の理科では、今回初めて学習用の端末を使ったオンライン方式で行われ、アクセス集中を避けるため、14日から17日までの4日間で分散実施されました。

このほか、生活習慣や学習環境に関する調査も行われました。

7月末に全国データに基づく分析結果が公表され、都道府県別のデータは8月以降に公表されます。県では、16日独自に行った「基礎学力調査」の結果と合わせて、児童や生徒への教育指導に反映させる方針です。