サウジアラビアで開かれている18歳以下のアジア陸上競技選手権男子100メートルで、星稜高校2年の清水空跳(しみず・そらと)選手が優勝を飾りました。

2024年のインターハイで男子100メートルで2位に入るなど、高校1年の日本記録を持つ星稜高校の清水選手は、準決勝で追い風参考記録ながら自己ベストに迫る10秒28の好タイムで決勝に進みました。

そして決勝では、2位の中国人選手と100分の1秒差という激しいレースを10秒38で制し、18歳以下のアジアナンバーワンに輝きました。
前身のアジアユース選手権からこの大会の男子100メートルで日本人選手が金メダルを獲得するのは初めてです。

「日本とは環境の違う中、初めての国際大会で優勝できてうれしい。この経験を活かしてこれからのシーズン、すべてのタイトルを取っていきたい」と更なる高みを見据えていました。