東北と北陸を直通の新幹線で結び、誘客を目指します。北陸新幹線が敦賀まで延伸して以降初めて、臨時の直通列車が29日運行し、金沢駅にも多くのツアー客が到着しました。

直通運行されたのは団体専用の直通新幹線で、JR各社が旅の魅力を発信する「北陸ディスティネーションキャンペーン」にあわせて、岩手県の盛岡駅から福井県の敦賀駅までを6時間で結びます。

盛岡駅を午前6時28分に出発した新幹線は、途中の金沢駅に午前11時22分に到着し、およそ700人の乗客のうち320人がホームに降り立ちました。

盛岡からの乗客「(長くなかった?)全然。いろいろ催しがあったりイベントがあったりして。北陸は初めて。本当はカニを食べたいけど、食べられるかな」

東北との直通新幹線はコロナ禍を経て5年ぶりの運行で、これまでの4回は金沢駅と宮城県の仙台駅を結んでいましたが、区間を延長して今回、盛岡駅が始発となりました。