今年で一般開放150周年を迎えた金沢市の兼六園では、26日から2日間、雪の重みから枝を守る雪吊り作業を体験するツアーが開かれています。

庭師「そのまま真下に通すだけ。そんな難しくない。離すとピンと張る」

冬の名園を彩る美しい雪吊り。

一般開放150周年を記念して初めて開かれた体験ツアーには、地元の住民や観光客らあわせて14人が参加しました。参加者らは兼六園専属の庭師による雪吊り作業を見学したあと、さっそく、グループに分かれて作業手順などのレクチャーを受けます。

芯柱(しんばしら)を木の中央に立てて、柱から放射状に縄を下ろす「りんご吊(つ)り」の技法で行われる兼六園の雪吊り。