日中は厳しい暑さが続きますが、暑さが少しやわらぐ夜に楽しめるアート作品が金沢21世紀美術館に展示されています。
没入感たっぷり!巨大な生物との不思議な時間を過ごせます。

美術館のガラスの壁にふわふわと漂っているのは巨大なクラゲ。

高さ4メートル幅15メートルのLEDパネルを泳ぐクラゲはライトの下に人が入るとゆっくりと動き出します。

金沢21世紀美術館・野中祐美子さん
「このクラゲは人がいることでびっくりしてしまって、例えば2人3人4人とかにぎやかな人たちが来ると、ちょっと怖がっちゃって臆病な性質で、遠くへ逃げる。言葉は交わせないけど、静かに彼と近づこうとするものに対してはちょっとずつ距離を縮めてくれる。それは人間も同じで互いのことを知ろうとするその気持ちでちょっとずつ距離をとれる」